ご訪問ありがとうございます!コロナ厳戒態勢中のパンダママです!
前回に記事で病院で働く夫がコロナ陽性者と接触し感染疑いになったエピソードの続きです。

夫が当直中に接触した患者さんがPCR陽性だったことが発覚し、家庭内隔離を決意したパンダママ
その日の夕方、病院からの連絡を聞きさら混乱しました。
病院からの連絡に大ツッコミ
病院からの連絡はこんな感じとのことでした…
(守秘義務があるので家族のパンダママでも患者さんの詳細は分かりません)
例の患者さん、もう1回PCR検査したら陰性でした
でも、ご本人やご家族の希望もあり陽性者扱いです
でも、夫さんはマスクを着用してたので院内の規定では濃厚接触者にはあたりません
よって夫さんはPCR検査の対象にもなりません
でも、念のため2週間は体調等要注意してくださ〜い
読者の皆さん、家族がこんな状況になったらどう思いますか…?
パンダママは全力でこう突っ込みたい気分でした
どっちやねーーーん
どっちやねーーん(こだま1)
どっちやねーーん(こだま2)
この連絡の「でも」の多さにパンダママは大混乱しました。
え?陰性だった?でも陽性扱い?濃厚接触者じゃない?相手はノーマスクなのに?2週間要注意って家ではどう対応したらいいの??どっち??
もうどうしたらいいかわからず涙目でした。
とりあえずマスクしてれば出勤もしていいとのことなの次の出勤(ちょうど週末にさしかかっていた)まで隔離を続け、詳細を確認してもらい家庭での対応をどうするか決めることにしました。
偽陽性?偽陰性?
何を隠そうパンダママはPCR検査を専門的にやる臨床検査技師!

し・か・も!
実は遺伝子検査学の研究室に所属してて〜卒論もPCR関係で〜専門なんです〜〜
と、言いたいところなんですが…
パンダママ…研究室に所属してた大学4年生の1年間…
\恋愛にうつつ抜かしてたんです/
\卒論の内容すら忘れたんです/
もう本当お恥ずかしい…
まあ、相手は今の夫なので無駄ではなかった(ってことにしたい)のですが
そもそも、その遺伝子検査学の研究室を選んで理由も「緩いから」という。
要は不真面目な学生だったんだったんです(爆)
しかも仕事でPCR検査に携わった経験もほぼゼロ
なので、PCRの精度や感度、仕組みや原理については恥ずかしながら素人レベルで…
おそらく夫が接触した患者さんは1回目の検査が「偽陽性」だった可能性が高いのですが
2回目の検査が「偽陰性」だった可能性もなきにしもあらずで…
偽陽性⇨実際は感染していないのに検査結果が陽性になること
偽陰性⇨感染しているが検査結果が陽性になってしまうこと
https://jslm.org/committees/COVID-19/20200427.pdf
というか、家族としては1回陽性出てたらビビりますよね。
なので大学時代の教科書を引っ張り出したり、ネットで調べたり、どっちの可能性が高いのか安心材料を必死に探しました。
大学時代もっと真面目に勉強してれば無駄に恐れないで済んだかもな〜
と、まさかこんな状況で学生時代の自分の行いを後悔したのでありました
PCR検査にたどり着く?!
週が明けて月曜日、夫は出勤していきました。
もちろん2日程度しか経っていないので夫の体調変化はありませんでした
パンダママはというと…
マスクしているからとはいえ、患者さんに接していいって判断なんだから家でも普通に過ごしていいのかなぁ
でも、家では子供達との密具合が比にならないからな…
下の子、冗談抜きでまだなんでも舐めるしなぁ…
とりあえず今日夫に病院で詳細確認してもらって判断するしかないかなぁ
と、相変わらず不安でモヤモヤしていました。
子供達の無邪気さに本当に救われました。
そして、夫からこんな連絡がありました。
色々確認したけど医師の判断は、治りかけ?だったから1回陽性が出た?って感じらしいよ。感染させる可能性は低いって〜!でも2週間は注意して過ごせだって〜
え?じゃあ偽陽性ではなく本当の陽性だったってこと?結局、家庭ではどう対応したらいいの?幼児が二人いるんだけど…
・・・・
といった感じでした。今思うと一番不安なはずな夫が責められててかわいそうですね…
そして、そのやりとりがあって数時間後再度連絡がありました
明日、院内でPCR検査受けさせてもらうことになった!
夫が家族の不安が大きいこと、幼児がいるので念のため隔離して過ごしていることを上司に伝え、PCR検査にこぎつけることができました!
そして翌日、夫はPCR検査を受けその日の午後には「陰性」の結果が出ました〜!
もちろん検査は100%ではなく、上記のように「偽陰性」になる可能性もあるし、検査を受けた直後に「陽性」になる可能性もあるのですが
だからと言って、完全隔離を2週間続けるのもなかなかしんどいので
この結果で我が家は夫は感染していない可能性がかなり高いと判断しました
ただし、一応、2週間は家庭内でもマスク着用、食事は別にしてもらいました!
後日談ですが、PCR検査を行った技師さんが1回目の検査時に陽性コントロール(陽性の反応も確認できるように絶対陽性になる検体も同時に検査する)のコンタミ(他の検体に混入)があった可能性が高いとの情報もありました。
え・・・? そ、そうだよね、検査してるも人間たし、そーゆうこともあるよね。やっぱり検査に100%を求めちゃダメだね。もっと早く知りたかったけどーー!!
なにはともあれ・・・
その後の2週間、夫もパンダママも子供達も元気に過ごし・・・
よかったぁぁぁ〜〜でもやっぱ病院勤務怖ぇぇ〜〜
と思ったのでした。
隔離解除された夫
年のため、マスクはし続けてもらいましたが夫はその日から隔離部屋から解放されました。
休日を含め、4日間隔離生活をして見た感想は
意外と一番大変なのは隔離される人なんだなぁ〜
ということです。
パンダママは不安ではあったものの、いつものテリトリーでいつもの生活をしていたし、隔離生活は想定範囲内だったので意外と冷静でした。
ワンオペも慣れているのでいつものことです…
しかし部屋から1歩も出られず、トイレ・お風呂は連絡してからしかいけず
子供達の元気な声が聞こえるけど会えず…
食事もずっと一人で寂しく食べた夫はかなり参っている様子でした。
隔離を解除し、子供達に会えた時は本当に嬉しそうでした。
家族のために隔離に協力してくれてありがとね〜
と思ったのでした。
シーヤ派・スンナ派
ネット界(特にTwitter)ではPCRに関してどんどん検査拡充(検査しいや )を!の「シーヤ派」と無症状者など不使用なPCRは余計な混乱を招く!(から検査すんな)の「スンナ派」に分かれ
医師や研究者がやりあっているのをよく見ますが(知識がなさすぎて口出しできないし実際どっちが正しいのかは不明)
実際家族が感染した!?って状況になると、それがたとえ100%でなくても、検査してほしいと思うもんなんだなーと感じた出来事でした。
パンダママとしては、誰でもいつでもどこでも何回でも気軽に検査できるようになればいいのにな…とひっそり思っています。
それくらいできる無駄金、あんなことやこんなことに使ってますよね…(こそっ)